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フレームや泥除けに空き缶を使っている、自転車のミニチュアです。写真のデザインはバーコードがポイントに。

缶の内側を表に出した泥除けの先や、クランク、スタンドは、フレームの色に合わせて塗られています。ブレーキ・ワイヤーは細いコード、ハンドルとタイヤはチューブ製。ペダルと車輪が、別個に動きます。

日本でも、戦後、米国の援助物資の缶詰からブリキのおもちゃ作りが始まったそうです。缶といえば、かつては鉄板にスズをメッキしたブリキ製でしたが、現在、飲料用はスズメッキがされていないスチール缶とアルミ缶。

谷中にあるガラス障子に「錻力」（ブリキ）と書かれた店を思い浮かべ、この自転車も「ブリキ」の文字を使っていくことにします。

車輪サイズは5.2cm（約2インチ＝子供車の10分の1）、全長14cm。