tam-tam2005-09-08


エチオピアの「カファ」地方が、コーヒーの語源とか発祥の地とかいわれています(エチオピアでの呼び方は「ブンナ」)。アラブ商人が持ち帰り、中東で飲まれるようになったのが、16世紀。そこからヨーロッパなどさまざまな地域に広がっていきました。

エチオピア式コーヒーの入れ方は、乾燥したコーヒー豆を水洗いして、褐色になるまでいり、木のうすときねですりつぶします。土製のポットに沸かしておいた湯に注ぎ、沸いたらカスを沈殿させて、コーヒー用の小さなテーブルに並べた、小さなカップに注ぎます。さらに水を入れ、三度まで沸かして入れます。

写真のカップは、多くの家庭で使われている中国製の磁器。直径7.5cm、高さ5cm。
テーブルは5個分の浅い穴をあけた木彫り。24cm×34cm、高さ10 cm。

輸入の相手国で、中国はイタリアに次ぐ2位です(3位は米国)(2000−01年度)。輸出のほうは、ドイツ、日本、イタリアの順。輸出品のトップは、コーヒーです。