グレープフルーツ・マーマレード <スワジランド>

tam-tam2005-12-29

南アフリカに三方を囲まれ、モザンビークに接した内陸の小さな王国スワジランドの女性生産者団体「スワジ・キッチン」による、保存料、着色料が入らない手作りのジャム類のひとつ。

写真の商品の材料のグレープフルーツをはじめとする柑橘類などの果物は中部の高原地帯で、砂糖を作るサトウキビは東部の低地帯で栽培されています。

この生産者団体は、国のほぼ中央にある商業の中心地、マンズィニで、英国国教会の修道女、カトリックの司祭、そして地域のグループによるトレーニングセンターから生まれました。センターの多くのプロジェクトのうち、最初の、またもっとも成功した例といわれています。2、30人の女性が、小規模の農民から仕入れた果物から作り、ヨーロッパをはじめ多くの国に輸出しています。

『Do Do World NEWS No. 101』(道祖神 発行)によると、写真の商品の材料であるグレープフルーツは、日本の輸入先として、アメリカ(72.8%、金額による)、南アフリカ(21.3%)、イスラエル(3.3%)に次いで、第4位の1.8%。アメリカ産が品薄になる夏に、南アフリカ産とともに出回り、スーパーマーケットやインターネットの通信販売などで扱われているとか。また、スワジランドはジュースや缶詰などの生産が盛んなので、1日1人あたりの砂糖の消費量は、世界第1位になるそうです。

内容量は340グラム。